何となく歩いて暇潰してた。既に時刻は9:00。別に門限もないけど9:00って凄い遅い時間に思うのって俺だけか? で何となくゲームセンター入って遊んでた。 楽しかったわけでもないけど暇つぶしに丁度良かったから何となくやってた。 そしたら隣になんともまァ怖いねェチャンが座ってた。ゲームによっぽど熱中してるらしくって俺には全然気付いてないけど。 「あンの裏切り者ッッ!!ふざけんじゃないわよッ!!何よ何よッッ!! 何が『好きな奴他に出来たから別れて』だッッ馬鹿ァァァァ!!!!!!!」 「・・・・・コワ・・・((汗」 思わず呟いた。 「・・・・・・・・何よ・・・」 怖いねぇチャンの首がゆっくり俺の方に向く。俺の脳裏には一つの四文字熟語が浮かび上がる。 絶体絶命。 その後俺が色々と弁解してる内に息投合して気分転換に どっか遊びに行こうなんて言い始めたからどうせ暇だし 付き合ってやる事にした。 「名前」 「は?」 「名前は?」 「勢田優輝」 「どー書くの?」 「優しい耀き」 「似合わないねェw」 「酷いって」 「ww」 「で?」 「何?」 「あんたの名前は?」 「江碕聖華」 「なんて漢字?」 「聖なる華」 「同じ事言って良い?」 「何・・?」 「似合わないw」 「酷い・・w」 「お互い様」 「そうでしたw」 お互い名前だけ知ってれば良かった。別に深入りする気なんてさらさらなかったし。ちょっとお洒落なバーに来たいって聖華が言うから言うこと聞いてやった。 「てかさ。」 「ん?」 「何があったの?」 「何が」 「切れてたジャン」 「うん」 「失恋?」 「似たようなもん」 「じゃぁ別れたんだ」 「そー」 「ご愁傷様です」 「あんたはいないの?」 「居る」 「どんな子?」 「忘れた」 「は?」 「3年間会ってない」 「何それw」 「知らん」 「あんた天然惚け?」 「そうかも」 「そういうのってさー」 「ぁ?」 「自然消滅って言わない?」 「かな?」 「だよ」 「そっか」 「いいなぁw優輝」 「なにが」 「そういう性格」 「んじゃぁ付き合う?」 「嫌」 「何で」 「気分」 「何だそれw」 「一日なら良いよ?」 「んじゃ一日」 「今日だけ恋人?」 「そうそう」 「じゃぁ何処行く?」 「うーん」 『『海ッッ!!!!』』 「ははッw」 「息ぴったりw」 何か気が合ってすぐに話は決まった。何となく海に行きたかっただけだった。俺も聖華も。 「綺麗だねェ・・」 「ww」 「なんで来たかったの?」 「海?」 「うん」 「なんとなく」 「嘘吐き」 「嘘ついてねェし」 「そう?」 「おぉ」 「へぇー」 「なんだよ」 「別に」 「そーいう聖華は如何な訳?」 「何となく」 「一緒ジャン」 「すいませんw」 「別にィw」 「なんか買おうよ」 「何を」 「指輪」 「なんで」 「一日恋人記念」 「何それw」 「いいじゃんか」 「誰が買うの」 「優輝」 「え」 「買ってv彼氏君w」 「彼女さんw」 「ぇ。」 「じゃぁワリカン」 「・・・・」 「ワリカン」 「分ったぁ・・」 海沿いに合ったジュエリーショップに入ってシルバーのペアリングを買った。ワリカンとか言っといて殆ど俺持ちだった。 「サンキューw優輝w」 「我侭女ァ」 「良く言われるw」 「そいつが彼女とは」 「残念でしたねw」 「金すっからかんなんすけど」 「なんか奢るよ」 「ステーキ」 「却下」 「特上寿司」 「却下」 「北京ダック」 「却下」 「・・・・」 「ラーメン」 「は!?」 「ラーメン食べにイコw」 「はぁ!?」 「はぃ行く行くw」 「指輪幾らしたと思ってんだよーッ!!」 「分ってるってw」 「分ってねェー!!」 んで俺は指輪買わされた上にラーメン屋に強制連行された。 ラーメン屋を出た後も聖華の言われるが侭にされていた。 「そろそろ12時ねぇw」 「別に」 「眠くない?」 「全然」 「・・・・・・・ねよーよ」 「・・・・・」 「指輪代w」 「・・はぁ・・」 「ね?払わせてw」 「・・・分りました」 「w」 そのままヤッちゃった。 まぁ。お年頃だからさ。 いいじゃん?その後起きたら聖華は消えてた。俺の携帯に一件のメールを残して。 またねw一日限りの彼氏君v 馬鹿・・・・。 自分勝手で馬鹿で我侭女。 まぁ。良い暇つぶしにはなったな・・。 なんてあの指輪見ながら呟いてる俺って結構女々しいかも・・ END 微エロ?エロくないよね?よね?大丈夫よね? 突発的に書いちゃって((汗 |